ヨガの歴史

◆ヨガは紀元前4000~2000年頃に生まれたものです。

ヨガの語源である「ユジュ」という言葉は牛や馬を繋ぐくびきのことで、ヨガの「つながり」の意味と結びつきます。紀元前1000年頃に発見された宗教書物に、「ヨーガ」という言葉が記載されていたことから、紀元前350~300年にはヨガが認知されていたと考えられています。

◆最も古いヨガの書物は、400年頃のもので、「ヨーガ・スートラ」と呼ばれるものです。

この書物によるとヨガは心の動きをコントロールして、「苦しみから解放されるもの」だとされていました。現在の定義されているヨガとほぼ同一の意味を成していたといえます。

1920年にはインド中央政府がヨーガ大学を設立。現在もインド中央政府は、専門知識を持つヨガインストラクターを養成するためインド国内のいくつかの養成機関を認定しています。

 

1970年頃から本格的にヨガが世の中に広まっていき、「瞑想」を中心としたヨガが浸透していきました。1990年代になるとハリウッドセレブたちが「エクササイズ」としてヨガを取り入れたことで、さらにヨガへの注目が高まります。

2000年代には、健康へ良い影響であることが科学的に発表されヨガブームが到来し、多様なスタイルのヨガが誕生しました。現在のヨガ人口は100万人以上、その数は年々増え続けています。