ピラティスの歴史

◆ピラティスという名前は、開発者であるジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスからきています。ジョセフ・ピラティスは幼少期にリウマチ熱、くる病、骨軟化症、喘息などに苦しむ病弱な少年でした。しかし彼は幼い時から体質改善と体力増加に興味があり、ボディービルや器械体操、レスリング、ヨガ、ボクシング、スキー、ダイビングなどといったあらゆるスポーツに取り組んでいました。1912年に彼はイギリスへ渡り、ボクサー、サーカス団員、トレーナーなど色々な職業に就いていました。そして身体を作り上げるエクササイズをいくつも考案していました。特にギリシャの文化や彫刻の美しさに表現される強さにとても関心を持ち、東洋と西洋両方の身体訓練法を研究していました。

◆しかし1914年第一次世界大戦が勃発し、ジョセフ・ピラティス氏の研究してきた身体作りは以外な場面で発揮されることになります。異国の地イギリスで傷ついた兵士たちの看護師を務めていたピラティス氏は、寝たきりで動くことが困難な患者に対してリハビリをしていました。それが現在の「キャデラック」と呼ばれるピラティスマシンの原型となったのです。マットレスのベッドに使用されているスプリングを使って体の動きをサポートしたり負荷をかけたりする方法を思いついたのが現代のピラティスの始まりです。こうしてリハビリから生まれたピラティスが発展・進化を遂げてきました。